試験情報2026年度試験対応
宅建試験で電卓は使える?2026年度の持ち物と計算対策を整理
宅建には税、報酬額、建ぺい率・容積率など数字を扱う問題がありますが、本試験で電卓を使う前提では学習できません。2026年度の公式試験案内は、電卓等の計算機類を明確に禁止しています。電卓の可否だけでなく、机上へ置ける物と手計算の準備まで確認します。
- 公開日
- 2026年8月3日
- 更新日
- 2026年8月3日
- 読了目安
- 約17分
- 法令基準日
- 2026年4月1日

2026年度の宅建試験では電卓を使用できません。簡易電卓や関数電卓だけでなく、電卓等の計算機類が禁止され、スマートフォンやスマートウォッチも使えません。受験票、BまたはHBの鉛筆・シャープペンシル、プラスチック製消しゴム、時計機能だけの腕時計を準備し、計算は問題冊子の余白で処理します。
迷いやすい判断を、具体的な行動に変えます
- 2026年度試験は電卓等の計算機類を使用できない
- スマートフォンやスマートウォッチを時計・電卓代わりにできない
- B・HBの筆記具、消しゴム、通常の腕時計を公式案内どおり準備する
- 学習時から百分率と面積計算を短い筆算で処理する
01結論:2026年度の宅建試験では電卓を使えない
2026年度宅建試験の公式案内は、書籍、電卓等の計算機類の使用を禁止しています。音が出ない簡易電卓や関数電卓も対象で、スマートフォンの計算機能も使えません。そろばんも机上の許可物一覧にないため使用できません。試験会場で『小型なら大丈夫』と自己判断しないでください。
同年度の試験日は2026年10月18日で、一般受験者は13時から15時までの120分です。登録講習修了者は13時10分から15時までの110分で45問を解きます。いずれもマークシート方式で、電卓の扱いに違いはありません。
試験では複雑な電卓操作より、条件を読み、必要な数だけを短く計算する力が求められます。普段の問題演習も最初から電卓なしで行い、百分率、面積、報酬額などを問題冊子の余白に再現できる形へ変えます。
02公式試験案内の第3・第17・第18を正本にする
電卓の可否は、予備校の持ち物記事ではなく、不動産適正取引推進機構が公表する当年度の試験案内で確認します。2026年度案内の試験方法には『書籍、電卓等の計算機類の使用は禁止』とあり、試験当日の注意事項でも机上への設置と使用が禁止されています。
試験案内は、試験方法だけでなく、持参品、無線通信機器の処理、腕時計の条件、机上に置ける物を分けています。一つの要約文だけで判断すると、電波時計、タイマー、筆箱など周辺物品の扱いを見落とします。第17と第18まで一緒に読みます。
年度が変われば会場運営や許可物品が更新される可能性があります。この記事は2026年8月3日に令和8年度インターネット申込試験案内を確認していますが、試験直前には受験票と公式サイトの重要な告知をもう一度確認してください。受験票に会場固有の注意があればそちらを優先します。

| 案内箇所 | 確認できる内容 | 電卓との関係 |
|---|---|---|
| 第3 試験の内容・方法 | 50問・四肢択一・法令基準日・禁止物 | 計算機類を使えない |
| 第17 試験当日の注意事項 | 必携品と無線機器の処理 | 持参する物を固定する |
| 第18 全般的な注意事項 | 机上可否・時計の分類 | 電卓は使用厳禁に分類 |
| 受験票 | 会場、交通、当日の個別注意 | 直前の変更を最終確認 |
03受験票・BかHBの筆記具・消しゴム・腕時計を持参する
2026年度の公式案内が持参を求める基本品は、受験票、BまたはHBの鉛筆かシャープペンシル、プラスチック製消しゴム、条件を満たす腕時計です。B・HB以外で解答すると無効になると案内されているため、濃さの異なる芯を本番で試しません。
鉛筆やシャープペンシルに付属する小さな消しゴムは、マークをきれいに消す用途へ適さないとされています。プラスチック製消しゴムを複数用意し、普段の50問演習でも実際の筆記具と消しゴムを使います。芯の濃さ、マーク速度、消し跡を事前に確認できます。
受験票には書込みができません。受験番号を別紙へ印刷した物も試験時間中に使えないため、メモを増やさず公式の受験票をそのまま持参します。前夜に一つの透明な袋などへまとめても、試験室では監督員の指示に従い、机上に置けない収納物は片付けます。
| 物品 | 2026年度の扱い | 準備時の注意 |
|---|---|---|
| 受験票 | 机上へ置く | 書込みをしない |
| B・HBの鉛筆/シャープ | 解答マークに使用 | 予備を用意し濃さを統一 |
| プラスチック製消しゴム | 使用可 | 付属の小型消しゴムに頼らない |
| 通常の腕時計 | 条件を満たせば使用可 | アラーム解除・動作音なしを確認 |
04机上に置ける物でもマークへ使えるとは限らない
公式案内は、蛍光ペン、色鉛筆、ボールペン、音の小さい鉛筆削り、定規などを、机上または手元へ置ける物として挙げています。ただし、解答用紙へのマークに使えるのはBかHBの鉛筆またはシャープペンシルです。許可された筆記具の役割を分けます。
ティシュやウェットティシュは包装から出した中身だけ、筆箱、鉛筆キャップ、シャープペンシル芯ケースは不可とされています。便利だからという理由で机上物を増やすと、監督員の指示を受ける時間が増えます。日常的に必要な物だけへ絞ってください。
問題冊子への線引きに定規や色鉛筆を使うより、普段から鉛筆一本で条件へ印を付ける方が当日の再現性は高くなります。特別な道具がないと解けない方法を作らず、問題番号、保留印、計算欄の位置を一定にします。
05使える時計は時刻確認だけの通常の腕時計
試験時間中に使えるのは、時計機能だけを持ち、動作音がなく、アラームを解除した通常の腕時計です。2026年度案内は電波時計を使用可としています。一方、置時計、タイマー、試験用・調理用を含むストップウォッチは一律不可です。
監督員が腕時計を机上へ置くよう指示する場合があります。腕に固定しないと見えない形や、操作のたびに音が出る時計は避け、机上でも時刻を読みやすい物を事前に確認します。残り時間のカウント機能ではなく、開始と終了の時刻から自分で経過を判断します。
会場に見やすい時計があるとは限りません。スマートフォンを時計代わりにできないため、電池残量と時刻を前日に確認し、普段の模試でも同じ腕時計を使います。新品を本番当日に初めて使うより、視認角度やベルトの扱いを慣らしておく方が安全です。
| 時計類 | 使用可否 | 理由・条件 |
|---|---|---|
| 通常の腕時計 | 可 | 時計機能のみ・動作音なし・アラーム解除 |
| 電波時計 | 可 | ほかの禁止機能がないことを確認 |
| 置時計・タイマー | 不可 | 動作音の有無にかかわらず一律不可 |
| スマートウォッチ | 使用厳禁 | 無線機器として封筒へ収納 |
06スマホとスマートウォッチは機内モードでも使えない
スマートフォン、携帯電話、スマートウォッチ、タブレット、イヤホン、スマートグラス、ヘルスウォッチ、活動量計などの無線通信機器は、機内モードへ切り替えても使用できません。時計表示や電卓機能だけを使うという例外もありません。
当日はアラームを解除し、電源を切り、会場で配付される封筒へ入れてのり付けし、所定の場所へ収納するよう公式案内が求めています。封筒への収納やのり付けをしないまま所持していると、不正行為とみなされる可能性があります。
電源の切り方が分からない機器や、電源を完全に切れない機器は会場へ持ってこないよう案内されています。交通系アプリや電子チケットが必要でも、入室前に必要な操作を終えます。会場内の手順を短くするため、不要な端末は自宅へ置く判断も有効です。
07法令集・メモ用紙・電卓を同じ禁止群として覚える
宅建試験は法令集を参照する試験ではありません。問題集、参考書、ノート、メモ類と電卓等の計算機類は、試験時間中の机上設置と使用が禁止されています。直前に見たまとめ紙を机の中へ残すことがないよう、説明開始前にかばんへしまいます。
計算途中を別のメモ用紙へ書くこともできません。自分で印刷した受験番号の紙を含め、外部の紙類は使わず、問題冊子の余白を使います。余白のどこへ計算を書くかを決めておくと、見直しで同じ式を探しやすくなります。
耳栓は電子製品でない物に限り、使用時は監督員の指示に従うなど、細かな条件があります。この記事で触れていない物を『禁止と書いていないから可』と判断せず、公式案内に記載がない物は使えないという原則で準備します。
08医療上必要な機器や物品は事前相談を行う
補聴器、薬、一定の食品・水分など、やむを得ない事情で通常は使えない物品を必要とする場合は、受験申込み時に各都道府県の協力機関へ相談し、事前の許可を受ける仕組みがあります。試験当日に会場で初めて申し出ても対応できない場合があります。
申込後に事故や体調変化が生じた場合も、速やかに申込みをした協力機関へ相談します。診断書や公的証明書などが必要になることがあり、申出時期と事情によっては希望する配慮ができない場合もあると公式案内は示しています。
通常の電卓を学習上便利だから使いたいという希望は、受験上の配慮とは別です。個別の障害等により計算補助や特殊な物品が必要な場合は、許可内容を自己判断せず、協力機関から受けた指示と受験票の記載を正本にします。
09電卓なしで扱う数字は分野ごとに型を作る
宅建で数字を扱う代表例は、宅建業法の報酬額や8種制限、法令上の制限の建ぺい率・容積率、税の課税標準や税率、権利関係の持分・相続分などです。すべてを一つの計算法へまとめず、分野ごとに式の意味を説明できる状態へします。
計算問題でも、最初に法的な対象を選べなければ式は立ちません。報酬なら取引類型と価格、容積率なら前面道路と指定容積率、税なら課税主体と特例要件を確定してから数字を入れます。電卓で速く掛け算できても、基準を取り違えれば得点になりません。
本試験を想定すると、桁の大きな数字をそのまま書くより、万円単位、百分率、分数へ整理してから計算すると転記ミスを減らせます。ただし単位を変えたら、解答選択肢の単位へ戻したかを最後に確認します。
| 分野 | 先に確定する条件 | 手計算の型 |
|---|---|---|
| 宅建業法 | 取引態様・価格・特例 | 基準額を分けて加算する |
| 法令上の制限 | 区域・道路・指定値 | 割合を小数または分数へ直す |
| 税・その他 | 税目・課税標準・適用要件 | 単位をそろえて乗算する |
| 権利関係 | 当事者・持分・順位 | 分母をそろえて比較する |
10百分率は小数・分数・100分のいずれか一つに統一する
80%、0.8、5分の4は同じ割合ですが、問題ごとに表記を変えると計算ミスが増えます。自分が最も安定する一つへ統一し、式の途中でだけ変換します。たとえば200平方メートルの80%なら、200×0.8または200×4÷5と短く処理します。
複数の割合を比べる問題では、最初から細かな小数計算をしない方法もあります。指定値と道路幅による上限の小さい方を採用する場面なら、各上限を別々に求め、比較した後で敷地面積へ掛けます。一つの長い式にすると、どの条件を使ったか見直せません。
端数処理や消費税の扱いは、問題文と法令上の計算ルールに従います。普段の感覚で四捨五入を入れず、選択肢の差が大きいときは概算で先に候補を絞ります。正確な筆算が必要な部分と、大小比較だけで足りる部分を分けます。
11問題冊子の余白へ条件・式・単位の三行だけを書く
計算メモは、1行目に採用する条件、2行目に式、3行目に単位付きの答えを書く形へ固定します。たとえば『道路上限を採用』『200×0.8』『160㎡』のように、後から根拠を追える最小限へします。数字だけを散らすと見直しで再計算が必要になります。
問題番号を計算欄の先頭へ書き、使い終わった誤った式は一本線で消します。消しゴムで問題冊子を何度も消すより、訂正後の式が分かるように残した方が時間を節約できます。ただし解答用紙のマーク訂正は、誤った印をきれいに消します。
計算用紙が配られる前提を持たず、過去問や予想模試も問題冊子相当の限られた余白で解きます。画面上の演習では、小さなメモ欄を一枚だけ使い、解答後に式が三行で再現できたかを確認します。道具の条件を本番へ近づけることが目的です。
12学習中の電卓は答え合わせだけに限定する
初めて公式を理解するとき、計算結果の確認に電卓を使うこと自体はできます。ただし、本番形式で解く段階では電卓を閉じ、手計算で一度答えを出した後だけ検算に使います。最初から入力すると、割合の変換や桁の感覚が育ちません。
誤答記録には『公式を知らなかった』『条件を選び違えた』『計算を誤った』『単位を誤った』の四分類を付けます。計算ミスだけなら同じ式を翌日に再計算し、条件ミスなら該当論点へ戻ります。すべてを計算練習で直そうとしないことが重要です。
週1回は、数字を含む問題だけを10問ほど集め、電卓なしで時間を測ります。これは公的な推奨時間ではなく学習上の方法です。正答数より、条件決定から式を書くまでを同じ順番で行えたかを確認します。
13120分では計算問題だけに時間を固定しない
一般受験者は50問を120分で解くため、単純平均は1問あたり2分24秒です。ただし、これは学習上の平均であり、各問へ同じ時間を使う指示ではありません。短い知識問題で時間を作り、長い権利関係や計算問題へ配分します。
計算問題で式が立たない場合は、問題番号へ保留印を付けて進みます。電卓がないから時間がかかるのではなく、条件の選択で止まっていることが多いためです。最後に戻ったときは、選択肢の桁や割合から概算で除外できるかも確認します。
登録講習修了者は45問・110分で、免除5問を解かない代わりに開始時刻が13時10分です。一般受験と同じ13時開始と思い込まず、受験票の着席時刻と説明開始を確認します。電卓を持たない準備はどちらの区分でも同じです。
| 受験区分 | 問題数 | 試験時間 | 着席の目安 |
|---|---|---|---|
| 一般申込者 | 50問 | 13:00〜15:00(120分) | 12:30まで |
| 登録講習修了者 | 45問 | 13:10〜15:00(110分) | 12:40まで |
14電卓を会場へ持ってきても試験中は出さない
移動中の学習などで電卓をかばんに入れてきた場合でも、試験時間中は机上へ置かず使用しません。監督員から収納場所の指示があれば従います。使用厳禁物を『電源を切ったから机上へ置ける』と考えないでください。
スマートフォン等は、単にかばんへ入れるだけでなく、公式案内どおりアラーム解除、電源オフ、配付封筒への収納とのり付けが必要です。電卓機能を使わなければよいという問題ではなく、無線機器の所持方法そのものが指定されています。
判断に迷う物がある場合は、試験開始後ではなく、受験票に記載された協力機関へ事前に問い合わせます。会場の監督員へその場で交渉することを準備の代わりにせず、公式回答を記録して持ち物から外せる物は外します。
15今日やること:本番セットで50問を一度解く
まず電卓、スマートフォン、タイマーを机から外し、BかHBの筆記具、プラスチック製消しゴム、通常の腕時計だけを置きます。2026年度の試験時間に合わせ、50問の年度別過去問または予想模試を120分で解いてください。
採点後は、計算問題だけを抜き出して条件・式・単位の三行が残っているか確認します。正解でも式が追えない問題は復習対象です。百分率、単位、端数処理のうち、どこで迷ったかを記録し、同じ型の一問一答へ戻します。
試験前日には、受験票、筆記具、消しゴム、腕時計を目で確認し、スマート機器の電源の切り方とアラーム解除方法を確かめます。最終的な持ち物は受験票と不動産適正取引推進機構の重要告知を正本にし、この記事だけで固定しないでください。
よくある質問
2026年度の宅建試験で電卓は使えますか?
2026年度の宅建試験では電卓を使えません。公式試験案内は、書籍、電卓等の計算機類を使用厳禁としています。簡易電卓や音の出ない電卓も例外とはされていません。
スマホの電卓機能なら宅建試験で使えますか?
スマートフォンの電卓機能も使えません。スマートフォン等はアラームを解除し、電源を切り、配付封筒へ入れてのり付けし、所定場所へ収納します。時計代わりにもできません。
宅建試験ではどの腕時計を使えますか?
時計機能だけで動作音がなく、アラームを解除した通常の腕時計を使えます。電波時計は可ですが、スマートウォッチ、置時計、タイマー、ストップウォッチは使えません。
宅建試験に必要な筆記具は何ですか?
BまたはHBの鉛筆かシャープペンシルと、プラスチック製消しゴムを持参します。解答用紙をそれ以外の筆記具でマークすると無効になるため、普段から同じ濃さで練習してください。
宅建の計算問題は暗算だけで解きますか?
暗算だけに限定する必要はなく、問題冊子の余白へ筆算できます。ただし別のメモ用紙や電卓は使えないため、条件・式・単位を短い三行で書く練習が有効です。
試験会場へ電卓を持っていくだけなら問題ありませんか?
試験中に机上へ置いたり使用したりすることはできません。移動中の都合で持参した場合はかばんへ収納し、監督員の指示に従ってください。必要のない電卓は最初から持参しない方が確実です。
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