2026年10月試験対応2026年4月1日施行法令基準情報の正確さへの取り組み

税・その他

不動産広告の表示規約

広告開始時期、表示が必要な事項、禁止表示、距離・時間の単位を整理します。

要点 8件・確認問題 8読む → 覚える → 解くまでこのページで完結

最重要ポイント

広告の開始時期の制限

宅地の造成または建物の建築工事の完了前は、宅建業法第33条に規定する許可等があった後でなければ、宅地・建物の内容や取引に関する広告をすることができない。予告広告も本広告と同様に広告開始時期の制限を受ける。

覚え方広告(広告開始時期)スタートは許可(33条)の後、予告広告も同じ縛りで先走り禁止

混同注意・比較表

不動産広告の開始・必須・禁止

「開始時期、取引態様、条件付土地、工事中断、写真、おとり」を同じ順番で比較し、正誤判断の条件を整理します。

おとり広告の禁止

基本
①物件が存在せず取引できない物件、②物件は存在するが取引対象となり得ない物件、③物件は存在するが取引する意思がない物件に関する表示(おとり広告)は禁止されている。
注意
おとり広告の3類型(存在せず/対象になり得ない/取引意思なし)の一部欠落。

覚え方:おとり(おとり広告)は無い物件・取引不可・売る気なしの3種、釣り広告は全部禁止

工事中断・建築条件付土地の明示

基本
⑨建築工事着手後に工事を相当期間中断していた新築住宅・新築分譲マンションは、着手時期と中断期間を明示。
注意
建築条件付土地の明示事項(対象が土地・条件内容・不成就時の措置)の欠落。

覚え方:中断(工事中断)した新築は着手と中断を告白、建築条件付は土地だよ・条件・不成就の措置を明示

広告の開始時期の制限

基本
宅地の造成または建物の建築工事の完了前は、宅建業法第33条に規定する許可等があった後でなければ、宅地・建物の内容や取引に関する広告をすることができない。
注意
予告広告は制限を受けないとする罠。予告広告も本広告同様に開始時期制限を受ける。

覚え方:広告(広告開始時期)スタートは許可(33条)の後、予告広告も同じ縛りで先走り禁止

取引態様の表示基準

基本
取引態様は「売主」「貸主」「代理」「媒介」(「仲介」)の別を表示する。
注意
取引態様を表示しなくてよい、または一部の語だけでよいとする罠。

覚え方:態様(取引態様)は売主・貸主・代理・媒介(仲介)、この言葉をちゃんと使って表示せよ

写真・動画の表示

基本
宅地・建物の写真・動画は取引するものを表示する。
注意
他物件の写真使用条件のすり替え。施工者が過去に施工した類似・同一建物に限る+その旨明示。

覚え方:写真(写真・動画)は取引物を映せ、無理なら同じ施工者の類似建物のみ『別物です』と明示

景品表示法とは

基本
「不当景品類及び不当表示防止法」の略。
注意
景品類を指定する主体(内閣総理大臣)のすり替え、法律の趣旨の混同。

覚え方:景品(景品表示法)の正式名は不当景品類及び不当表示防止法、豪華すぎるオマケと誇大広告に鉄槌

混同注意・比較表

不動産広告の数字・単位

「徒歩80m、交通、面積、価格、賃料、割賦、ローン」を同じ順番で比較し、正誤判断の条件を整理します。

価格の表示単位(土地・住宅)

基本
土地の価格は1区画あたり、住宅(マンションは住戸)の価格は1戸あたりを表示する。
注意
最多価格帯の省略要件(10未満・10戸未満)の数字すり替え。

覚え方:価格(価格表示)は土地1区画・住宅1戸、10未満なら最多価格帯の表示は省いてよし

賃料・管理費等の表示単位

基本
賃貸住宅の賃料は1カ月あたり・1住戸あたりを表示する。
注意
賃料の表示単位(1カ月・1住戸)や管理費等(1戸月額)のすり替え。

覚え方:賃料(賃料表示)は1カ月1住戸、管理費共益費修繕積立は1戸の月額で書け

交通の利便性の表示基準

基本
新設予定の鉄道駅・バス停は運行主体が公表したものに限り新設予定時期を明示して表示できる。
注意
所要時間を「平常時のみ」とする罠。原則は朝の通勤ラッシュ時の所要時間を明示。

覚え方:交通(交通の利便性)は運行主体の公表分のみ、時間はラッシュ時を明示・乗換もその旨を白状

面積の表示基準

基本
面積はメートル法で表示する(1㎡未満の数値は切り捨てて表示できる)。
注意
端数処理の逆転。面積は1㎡未満を切り捨てて表示できる(切り上げではない)。

覚え方:面積(面積表示)はメートル法、1㎡未満は切り捨てOK、建物は延べ面積で車庫地下は別記

割賦販売の金利表示

基本
割賦販売の支払条件の金利は実質年率を表示する。
注意
「アドオン年率のみ表示可」とする罠。実質年率を表示し、アドオンは併記のみ可。

覚え方:割賦(割賦販売)の金利は実質年率、アドオンは併記までOK、アドオン単独はダメよ

住宅ローンの表示

基本
住宅ローンは金融機関の名称・商号、借入金の利率および利息を徴する方式または返済例を明示して表示する。
注意
住宅ローンの明示事項(金融機関名・利率・徴収方式または返済例)の欠落。

覚え方:住宅(住宅ローン)ローンは銀行名・利率・利息方式か返済例、ちゃんと明示して表示せよ

混同注意・比較表

不動産広告の用語定義

「納戸、地目、生活施設、新築、二重価格、DK・LDK」を同じ順番で比較し、正誤判断の条件を整理します。

特定用語 DK・LDKの定義

基本
ダイニング・キッチン(DK)は台所と食堂の機能が1室に併存する部屋、リビング・ダイニング・キッチン(LDK)は居間と台所と食堂の機能が1室に併存する部屋で、いずれも居室(寝室)数に応じ用途に必要な広さ・形状・機能を有するもの。
注意
DK(台所+食堂)とLDK(居間+台所+食堂)の機能の入れ替え。

覚え方:DK(DK・LDK)は台所+食堂、LDKは居間もプラス、居室数に応じた広さがいるのだ

物件の形質(納戸・地目)

基本
採光・換気が建築基準法に適合せず居室と認められない部分は「納戸」等と表示する。
注意
地目は登記簿だけでよいとする罠。現況と異なるときは現況地目も併記。

覚え方:形質(物件の形質)で採光ダメな部屋は納戸、地目は登記簿を書き現況違えば併記せよ

特定用語「新築」の定義

基本
「新築」とは、建築工事完了後1年未満であって、居住の用に供されたことがないものをいう。
注意
「新築」の期間(1年未満)のすり替えや、居住歴要件(未使用)の欠落。

覚え方:新築(新築の定義)は完成1年未満かつ未入居、誰か住んだら1年以内でも新築名乗れず

不当な二重価格表示の禁止

基本
二重価格表示(実売価格に比較対照価格を併記)で、事実に相違する広告表示や、実際・他社より有利と誤認されるおそれのある広告表示をしてはならない。
注意
二重価格表示が一律禁止と誤らせる罠。事実相違・有利誤認のおそれのある表示が禁止。

覚え方:二重(二重価格表示)価格で嘘の比較はダメ、他社や実際より得と誤認させたら退場

生活関連施設の表示

基本
デパート・スーパー・コンビニ等の商業施設は、現に利用できるものを物件までの道路距離または徒歩所要時間を明示して表示する。
注意
「現に利用できるもの」の限定を外す罠、工事中でも将来確実利用可なら整備予定時期明示で表示可。

覚え方:生活(生活関連施設)のスーパー・コンビニは今使える現物を、距離か徒歩時間つけて表示

01不動産広告の表示規約の重要暗記項目

01
重要度 A / 過去6年 6

広告の開始時期の制限

宅地の造成または建物の建築工事の完了前は、宅建業法第33条に規定する許可等があった後でなければ、宅地・建物の内容や取引に関する広告をすることができない。予告広告も本広告と同様に広告開始時期の制限を受ける。

覚え方広告(広告開始時期)スタートは許可(33条)の後、予告広告も同じ縛りで先走り禁止

ひっかけ注意予告広告は制限を受けないとする罠。予告広告も本広告同様に開始時期制限を受ける。

02
重要度 A / 過去6年 6

特定事項の明示義務

①市街化調整区域内の土地は「市街化調整区域。宅地の造成及び建物の建築はできません。」と明示(チラシ・パンフは16ポイント以上)、②接道2m未満は「再建築不可」等、③セットバック部分がおおむね10%以上なら面積を明示、④古家・廃屋、⑤高圧電線下、⑥傾斜地割合おおむね30%以上、⑦著しい不整形地、⑧都市計画施設区域の土地はその旨を明示。

覚え方特定(特定事項)は明示せよ、市街化調整・接道2m未満・セットバック10%・傾斜30%を隠すな

ひっかけ注意各明示基準の数字すり替え(セットバック10%・傾斜地30%等)や16ポイント条件の抜け。

03
重要度 A / 過去6年 6

徒歩所要時間の表示基準

徒歩による所要時間は道路距離80mにつき1分間を要するものとして算出(1分未満の端数は1分として算出)。例:道路距離420mなら420÷80=5.25分→6分。

覚え方徒歩(徒歩所要時間)は80mで1分、端数は繰り上げ、420mなら堂々6分と書け

ひっかけ注意距離(80m=1分)のすり替えや、端数処理(1分未満切上げ)を切捨てとする罠。

04
重要度 A / 過去6年 6

徒歩所要時間の算出基準

各施設までの徒歩所要時間は、道路距離80mにつき1分として算出した数値を表示する(実際の歩行時間ではない)。

覚え方徒歩(徒歩所要時間算出)は80mで1分の計算値、実際の歩行時間じゃないぞ盛るな

ひっかけ注意「実際の歩行時間」を表示すると誤らせる罠。80mにつき1分で算出した数値。

05
重要度 A / 過去6年 6

生活関連施設の表示

デパート・スーパー・コンビニ等の商業施設は、現に利用できるものを物件までの道路距離または徒歩所要時間を明示して表示する。ただし工事中でも将来確実に利用できると認められるものは整備予定時期を明示して表示できる。

覚え方生活(生活関連施設)のスーパー・コンビニは今使える現物を、距離か徒歩時間つけて表示

ひっかけ注意「現に利用できるもの」の限定を外す罠、工事中でも将来確実利用可なら整備予定時期明示で表示可。

06
重要度 A / 過去6年 6

特定用語「新築」の定義

「新築」とは、建築工事完了後1年未満であって、居住の用に供されたことがないものをいう。1年未満でも居住の用に供された建物は「新築」と表示できない。

覚え方新築(新築の定義)は完成1年未満かつ未入居、誰か住んだら1年以内でも新築名乗れず

ひっかけ注意「新築」の期間(1年未満)のすり替えや、居住歴要件(未使用)の欠落。

07
重要度 B / 過去6年 6

景品表示法とは

「不当景品類及び不当表示防止法」の略。豪華すぎる景品の提供や誇大広告を禁止する法律。景品類は顧客誘引の手段として事業者が提供する物品・金銭その他の経済上の利益で、内閣総理大臣が指定する。

覚え方景品(景品表示法)の正式名は不当景品類及び不当表示防止法、豪華すぎるオマケと誇大広告に鉄槌

ひっかけ注意景品類を指定する主体(内閣総理大臣)のすり替え、法律の趣旨の混同。

08
重要度 B / 過去6年 6

景品類の提供の制限(懸賞あり・なし)

懸賞により提供する景品類は取引価額の20倍または10万円のいずれか低い額(景品類の総額は懸賞に係る取引予定総額の100分の2以内)。懸賞によらないで提供する景品類は取引価額の10分の1または100万円のいずれか低い額。

覚え方景品(景品類制限)の懸賞は20倍か10万の安い方、懸賞なしは10分の1か100万の安い方

ひっかけ注意懸賞ありの上限(20倍or10万円の低い方)となしの上限(1/10or100万円)の数字入れ替え。

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02試験で正誤を分けるチェック順

  1. 1
    誰に・何に適用されるか

    問題文の限定語を先に拾い、上の暗記項目と照合してから結論を出します。

  2. 2
    原則と例外を分ける条件

    問題文の限定語を先に拾い、上の暗記項目と照合してから結論を出します。

  3. 3
    期限・手続・効果の組み合わせ

    問題文の限定語を先に拾い、上の暗記項目と照合してから結論を出します。

03この論点の根拠

内容の基準日
2026年4月1日
復習方法
要点を確認した後、下の○×問題で条件の違いを見分ける

法改正により扱いが変わる場合があります。試験日程や申込みに関する情報は、 必ず公式案内も確認してください。

問題演習

不動産広告の表示規約の○×一問一答

1/8解答 0・正解 0

税・その他重要度 B頻出度 6/24(編集部の目安)

景品表示法とは

景品表示法における景品類は、顧客誘引の手段として事業者が提供する経済上の利益で、内閣総理大臣が指定する。

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全784問から、分野・重要度で解く

宅建業法161問、権利関係316問、法令上の制限207問、税・その他100問を収録。

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