法令上の制限
敷地・高さ・斜線・日影制限
絶対高さ、道路・隣地・北側斜線、日影規制を適用区域と対象建物で比較します。
要点 8件・確認問題 8問読む → 覚える → 解くまでこのページで完結
斜線制限の種類
斜線制限は建築物の高さを道路境界線等から上方斜めに引いた線の内側におさめる制限。①道路斜線制限②隣地斜線制限③北側斜線制限の3種がある。
覚え方斜線制限は上から斜めの三兄弟、道路・隣地・北側でニョキ伸びを抑える。
混同注意・比較表
敷地・高さ・斜線・日影制限
「適用区域、対象建物、絶対高さ、道路・隣地・北側、天空率」を同じ順番で比較し、正誤判断の条件を整理します。
| 事由 | 基本ルール | 例外・ひっかけ | 理由・判断ポイント |
|---|---|---|---|
| 各斜線制限が適用される区域 | 道路斜線制限は全区域で適用。 | 北側斜線は低層・田園・中高層のみ。適用区域の入れ替えを狙う | 覚え方:道路斜線は全区域、隣地は低層田園だけナシ、北側は低層田園・中高層で日当たり守る。 |
| 斜線制限の種類 | 斜線制限は建築物の高さを道路境界線等から上方斜めに引いた線の内側におさめる制限。 | 斜線制限は道路・隣地・北側の3種。種類の入れ替えを狙う | 覚え方:斜線制限は上から斜めの三兄弟、道路・隣地・北側でニョキ伸びを抑える。 |
| 低層住居専用地域等の絶対高さ制限 | 第一種・第二種低層住居専用地域・田園住居地域では、建築物の高さは10mまたは12mのうち都市計画で定めた高さを超えてはならない。 | 絶対高さは10mまたは12m。数字と対象地域を狙う | 覚え方:低層田園の絶対高さ、ジュウかジュウニ(10mか12m)で都計が決めた線を超えるな。 |
| 天空率 | 計画建築物の天空率が斜線制限に適合する建築物の天空率以上であれば、採光・通風等が確保できるため斜線制限の適用を受けずに建築できる。 | 天空率適合なら斜線制限の適用を受けない。逆に読ませる | 覚え方:計画建物の空が広けりゃ『てんくう(天空率)』クリア、斜線制限すっ飛ばして建てられる。 |
| 敷地面積の最低限度 | 用途地域に関する都市計画で敷地面積の最低限度が定められたときは、その最低限度以上でなければならない。 | 都計で定める最低限度は「200㎡を超えられない」。数字を狙う | 覚え方:敷地の最低限度、都計で決めても『にひゃく(200㎡)』を超えちゃダメ、青天井は許さない。 |
| 敷地面積の最低限度の適用除外 | ①建蔽率8/10地域かつ防火地域内の耐火建築物等②公衆便所・巡査派出所等公益上必要なもの③周囲に広い空地があり特定行政庁が許可したもの④特定行政庁が用途上・構造上やむを得ず許可したものは適用除外。 | 適用除外の要件(8/10地域かつ防火地域内耐火等)を狙う | 覚え方:ハチ(8/10)防火の耐火・便所派出所・広い空地・やむを得ず許可の四人は、敷地最低限度をスルー。 |
各斜線制限が適用される区域
- 基本
- 道路斜線制限は全区域で適用。
- 注意
- 北側斜線は低層・田園・中高層のみ。適用区域の入れ替えを狙う
覚え方:道路斜線は全区域、隣地は低層田園だけナシ、北側は低層田園・中高層で日当たり守る。
斜線制限の種類
- 基本
- 斜線制限は建築物の高さを道路境界線等から上方斜めに引いた線の内側におさめる制限。
- 注意
- 斜線制限は道路・隣地・北側の3種。種類の入れ替えを狙う
覚え方:斜線制限は上から斜めの三兄弟、道路・隣地・北側でニョキ伸びを抑える。
低層住居専用地域等の絶対高さ制限
- 基本
- 第一種・第二種低層住居専用地域・田園住居地域では、建築物の高さは10mまたは12mのうち都市計画で定めた高さを超えてはならない。
- 注意
- 絶対高さは10mまたは12m。数字と対象地域を狙う
覚え方:低層田園の絶対高さ、ジュウかジュウニ(10mか12m)で都計が決めた線を超えるな。
天空率
- 基本
- 計画建築物の天空率が斜線制限に適合する建築物の天空率以上であれば、採光・通風等が確保できるため斜線制限の適用を受けずに建築できる。
- 注意
- 天空率適合なら斜線制限の適用を受けない。逆に読ませる
覚え方:計画建物の空が広けりゃ『てんくう(天空率)』クリア、斜線制限すっ飛ばして建てられる。
敷地面積の最低限度
- 基本
- 用途地域に関する都市計画で敷地面積の最低限度が定められたときは、その最低限度以上でなければならない。
- 注意
- 都計で定める最低限度は「200㎡を超えられない」。数字を狙う
覚え方:敷地の最低限度、都計で決めても『にひゃく(200㎡)』を超えちゃダメ、青天井は許さない。
敷地面積の最低限度の適用除外
- 基本
- ①建蔽率8/10地域かつ防火地域内の耐火建築物等②公衆便所・巡査派出所等公益上必要なもの③周囲に広い空地があり特定行政庁が許可したもの④特定行政庁が用途上・構造上やむを得ず許可したものは適用除外。
- 注意
- 適用除外の要件(8/10地域かつ防火地域内耐火等)を狙う
覚え方:ハチ(8/10)防火の耐火・便所派出所・広い空地・やむを得ず許可の四人は、敷地最低限度をスルー。
01敷地・高さ・斜線・日影制限の重要暗記項目
斜線制限の種類
斜線制限は建築物の高さを道路境界線等から上方斜めに引いた線の内側におさめる制限。①道路斜線制限②隣地斜線制限③北側斜線制限の3種がある。
覚え方斜線制限は上から斜めの三兄弟、道路・隣地・北側でニョキ伸びを抑える。
ひっかけ注意斜線制限は道路・隣地・北側の3種。種類の入れ替えを狙う
日影規制の対象区域と対象建築物
低層住居専用・田園住居地域は軒高7m超または地階を除く階数3以上、中高層住居専用・住居・準住居・近隣商業・準工業地域は高さ10m超が対象。商業・工業・工業専用地域には日影規制の適用なし。
覚え方日影対象、低層田園はナナ(軒高7m)超か三階、中高層〜準工はジュウ(10m)超、商業工業工専は日影なし。
ひっかけ注意商業・工業・工業専用は日影規制の適用なし。適用ありと誤らせる
日影規制の時間帯
冬至日の真太陽時の午前8時から午後4時まで(北海道は午前9時から午後3時まで)の間に、敷地外の一定範囲に一定時間以上の日影を生じさせてはならない。
覚え方日影は冬至のハチ時からヨ時(8〜16時)、北海道はク時からサン時(9〜15時)、影を落とすな他人の敷地に。
ひっかけ注意日影規制は冬至日の8時〜16時(北海道9時〜15時)。時間帯を狙う
日影規制対象区域外の建築物
対象区域外にある建築物でも、高さ10m超で冬至日に対象区域内に日影を生じさせるものには日影規制が適用される。
覚え方対象区域の外でも、ジュウ(10m)超で冬至に区域内へ影落とすなら、日影規制がおいかけてくる。
ひっかけ注意対象区域外の建物でも高さ10m超で対象区域に日影を落とせば規制対象
敷地が2つの用途地域にまたがる場合
建築物の敷地が2つの用途地域にまたがる場合は、広いほう(敷地の過半が属するほう)の用途制限が適用される。
覚え方二つの用途にまたがる敷地、『かはん(過半)』の広いほうの制限が勝つ多数決。
ひっかけ注意またがる敷地は「過半(広いほう)」の用途制限を適用。狭いほうと誤らせる
建蔽率が異なる地域にまたがる敷地
建蔽率の異なる地域にまたがって敷地がある場合は、建蔽率は加重平均で計算する(各地域の指定建蔽率×面積比の合計)。
覚え方建蔽率ちがう地域またぎは『かじゅう(加重)』平均、面積比でならして計算するのがオトナ。
ひっかけ注意またがる敷地の建蔽率は「加重平均」。過半の地域を適用と誤らせる
各斜線制限が適用される区域
道路斜線制限は全区域で適用。隣地斜線制限は低層住居専用・田園住居地域には適用なし。北側斜線制限は低層住居専用・田園住居・中高層住居専用地域のみ適用(住宅地の日当たり確保)。
覚え方道路斜線は全区域、隣地は低層田園だけナシ、北側は低層田園・中高層で日当たり守る。
ひっかけ注意北側斜線は低層・田園・中高層のみ。適用区域の入れ替えを狙う
低層住居専用地域等の絶対高さ制限
第一種・第二種低層住居専用地域・田園住居地域では、建築物の高さは10mまたは12mのうち都市計画で定めた高さを超えてはならない。
覚え方低層田園の絶対高さ、ジュウかジュウニ(10mか12m)で都計が決めた線を超えるな。
ひっかけ注意絶対高さは10mまたは12m。数字と対象地域を狙う
02試験で正誤を分けるチェック順
- 1誰に・何に適用されるか
問題文の限定語を先に拾い、上の暗記項目と照合してから結論を出します。
- 2原則と例外を分ける条件
問題文の限定語を先に拾い、上の暗記項目と照合してから結論を出します。
- 3期限・手続・効果の組み合わせ
問題文の限定語を先に拾い、上の暗記項目と照合してから結論を出します。
03この論点の根拠
- 関連法令
- 建築基準法
- 内容の基準日
- 2026年4月1日
- 復習方法
- 要点を確認した後、下の○×問題で条件の違いを見分ける
法改正により扱いが変わる場合があります。試験日程や申込みに関する情報は、 必ず公式案内も確認してください。
問題演習
敷地・高さ・斜線・日影制限の○×一問一答
1/8問解答 0・正解 0
法令上の制限重要度 A頻出度 6/24(編集部の目安)
敷地が2つの用途地域にまたがる場合
建築物の敷地が2つの用途地域にまたがる場合は、敷地の過半が属する用途地域の用途制限が敷地全体に適用される。
全784問から、分野・重要度で解く
宅建業法161問、権利関係316問、法令上の制限207問、税・その他100問を収録。