権利関係
請負
仕事完成、報酬、契約不適合、注文者の解除を整理します。
要点 6件・確認問題 6問読む → 覚える → 解くまでこのページで完結
注文者・請負人の解除権
請負人が仕事を完成させる前なら、注文者はいつでも損害賠償をして契約を解除できる。また完成前に注文者が破産手続開始の決定を受けたときは、請負人は契約を解除できる。
覚え方完成前なら注文者いつでも損賠して解除、注文者が破産すりゃ請負も解除できる
01請負の重要暗記項目
注文者・請負人の解除権
請負人が仕事を完成させる前なら、注文者はいつでも損害賠償をして契約を解除できる。また完成前に注文者が破産手続開始の決定を受けたときは、請負人は契約を解除できる。
覚え方完成前なら注文者いつでも損賠して解除、注文者が破産すりゃ請負も解除できる
ひっかけ注意注文者は完成前ならいつでも損害賠償して解除可。注文者破産時は請負人が解除可。主体の逆転に注意
請負とは・報酬請求の原則と例外
請負とは請負人が仕事を完成させ、注文者が報酬を与える契約。目的物の引渡しと報酬の支払いは同時履行の関係。原則として請負人は仕事が完成していないと報酬請求できない。例外として、すでにした仕事が可分で注文者が利益を受けるときは、(1)注文者の責めによらない事由で完成不能、(2)完成前に解除、の場合、その部分を仕事の完成とみなし、利益の割合に応じて報酬を請求できる。
覚え方請負ウケオイ完成せねば報酬ゼロ、でも可分で儲かりゃ利益割合で払わせろ
ひっかけ注意原則は完成しないと報酬請求不可。可分で注文者が利益を受ける部分は割合に応じ請求可。例外の有無に注意
請負人の担保責任
目的物に契約不適合がある場合、注文者は請負人に対して(1)履行の追完請求(修補請求を含む)、(2)報酬減額請求、(3)損害賠償、(4)契約の解除ができる。売買契約の売主の担保責任とおおむね同じ(売主→請負人、買主→注文者と読み替える)。
覚え方請負の担保、不適合ならツイ(追完)ゲン(減額)ソン(損賠)カイ(解除)、売主責任とほぼ同じ読み替え
ひっかけ注意請負の担保責任は売買の売主責任とほぼ同じで、追完・報酬減額・損害賠償・解除が可能。手段を欠く誤りに注意
請負人の担保責任の制限(免責特約)
当事者間で請負人が担保責任を負わない旨の特約を結んだときは、原則として請負人は担保責任を負わない。ただし請負人が事実を知っていたのに注文者に告げなかった場合には、特約を結んでいても担保責任を免れることはできない。
覚え方免責特約で請負ノーガード、でも知ってて黙ったら責任逃れられん、悪いウケオイ許さん
ひっかけ注意免責特約があっても、請負人が事実を知りながら告げなかったときは免責されない。例外の存在に注意
請負人の担保責任の制限
原則、注文者の供した材料の性質・注文者の指図によって生じた不適合を理由に請負人の担保責任は追及できない。例外として、請負人がその材料・指図が不適当と知りながら告げなかったときは追及できる。
覚え方注文者の材料・指図のミスは請負のせいにあらず、知って黙りゃ話は別
ひっかけ注意注文者供給の材料・指図による不適合は原則追及不可。ただし請負人が不適当と知りつつ告げなければ追及可
請負の担保責任の期間制限
注文者が不適合を知った時から1年以内に請負人へ通知しないと担保責任を追及できない。ただし請負人が不適合を知っていた・重大な過失で知らなかったときは期間制限はない。別途消滅時効による制約もある。
覚え方請負の担保、知ってイチ(1年)で通知せな消える、でも請負が知ってりゃ制限なし
ひっかけ注意起算点は「不適合を知った時」から1年以内の通知。契約時や引渡時とする誤りに注意
02試験で正誤を分けるチェック順
- 1誰に・何に適用されるか
問題文の限定語を先に拾い、上の暗記項目と照合してから結論を出します。
- 2原則と例外を分ける条件
問題文の限定語を先に拾い、上の暗記項目と照合してから結論を出します。
- 3期限・手続・効果の組み合わせ
問題文の限定語を先に拾い、上の暗記項目と照合してから結論を出します。
03この論点の根拠
- 関連法令
- 民法
- 内容の基準日
- 2026年4月1日
- 復習方法
- 要点を確認した後、下の○×問題で条件の違いを見分ける
法改正により扱いが変わる場合があります。試験日程や申込みに関する情報は、 必ず公式案内も確認してください。
問題演習
請負の○×一問一答
1/6問解答 0・正解 0
権利関係重要度 B過去6年出題 1回
注文者・請負人の解除権
請負人が仕事を完成させる前であれば、注文者はいつでも損害を賠償して契約を解除することができる。
全784問から、分野・重要度で解く
宅建業法161問、権利関係316問、法令上の制限207問、税・その他100問を収録。