合格後・資格手続2026年度試験対応
宅建 法定講習 web対応|オンライン受講条件と更新手順【2026年版】
宅建士証の更新や、試験合格から1年を超えた後の新規交付では、法定講習が必要になることがあります。現在は自宅で受けられるWeb講習もありますが、全国共通の申込サイトがあるわけではありません。登録先の都道府県、指定講習団体、宅建士証の有効期限によって利用条件と交付方法が変わるため、順番を誤らないよう公式情報を基準に確認します。
- 公開日
- 2026年8月2日
- 更新日
- 2026年8月2日
- 読了目安
- 約17分
- 法令基準日
- 2026年8月2日

宅建士の法定講習はWebで受講できる場合があります。ただし、Web方式を実施しているか、更新だけでなく新規・期限切れ後の交付にも使えるか、他県登録者を受け入れるかは都道府県と指定講習団体ごとに異なります。最初に宅建士資格を登録している都道府県の公式ページで指定団体を確認し、登録事項を最新にしたうえで申し込み、指定期間内に全動画・効果測定・交付申請まで完了してください。
迷いやすい判断を、具体的な行動に変えます
- Web法定講習を利用できる人と、講習が不要になる例外
- 登録講習・登録実務講習・法定講習の目的と時期の違い
- 登録都道府県から指定団体、受講、宅建士証交付へ進む順番
- 都道府県差を踏まえ、期限切れを防ぐための確認項目
01結論:宅建の法定講習はWebで受けられるが、登録都道府県の確認が先
宅建士の法定講習は、指定団体がWeb方式を用意していれば、自宅などから受講できます。国土交通省は、宅建業法に基づく講習について申込み、受講、修了手続をデジタル化できるよう関係制度を見直し、2023年10月から対応しました。ただし、この改正は全都道府県に同じWeb申込サイトや同じ日程を義務づけたものではありません。
実際の入口は、宅建士資格を登録している都道府県です。都道府県知事が指定する講習団体のうち、登録者を受け入れ、現在の申請区分に対応するWeb講習を選びます。埼玉県は2026年3月31日掲載の案内で、県指定団体が来県不要で完結するオンライン法定講習を実施していると説明しています。一方、東京都宅建協会のWeb講習は東京都登録者に限定され、他道府県登録者は同協会の座学講習で受け入れると案内しています。
したがって、『Web講習があるか』だけで申込先を決めてはいけません。登録都道府県、宅建士証の有効期限、更新・新規・期限切れ後のいずれか、登録事項の変更有無を先に確認します。その後、指定団体の受講可能期間、本人確認、効果測定、宅建士証の交付日を照合すれば、自宅受講でも期限切れの危険を減らせます。
02法定講習が必要なのは、更新・合格後1年超の新規交付・期限切れ後の再取得
宅地建物取引業法第22条の2第2項では、宅建士証の交付を受ける人は、原則として登録都道府県知事が指定する講習のうち、交付申請前6か月以内に行われるものを受講すると定めています。宅建士証の有効期間は5年で、更新にもこの規定が準用されます。更新する人は、現在の宅建士証が切れる前に、講習と交付手続の双方を終える日程を選びます。
初めて宅建士証を申請する人でも、宅建試験の合格日から1年を超えていれば法定講習が必要です。反対に、試験合格日から1年以内に交付を受けようとする人は、同項ただし書によって法定講習が免除されます。『新規だから必ず不要』『更新だからいつでも受講できる』という分け方ではなく、合格日、申請日、有効期限を確認して判定してください。
宅建士証の有効期間がすでに満了した人も、登録が残っていて再び宅建士証を必要とする場合には、法定講習を伴う交付手続になることがあります。埼玉県の公式案内は、期限満了後に改めて宅建士証を取得する人を法定講習が必要な区分に含めています。ただし、失効中は有効な宅建士証を前提とする宅建士の業務を行わず、登録都道府県へ現在の登録状態と手続区分を確認する必要があります。
| 現在の状態 | 法定講習の基本的な扱い | 最初に確認する日付 |
|---|---|---|
| 宅建士証を更新したい | 原則として必要 | 現在の宅建士証の有効期限 |
| 試験合格後1年を超えて初めて交付申請する | 原則として必要 | 試験合格日と交付申請予定日 |
| 試験合格後1年以内に初めて交付申請する | 法律上の例外により原則不要 | 試験合格日から1年以内か |
| 期限切れ後に再び宅建士証を取得したい | 法定講習を伴う交付手続となる場合がある | 期限満了日と登録の現状 |
| 宅建士証を当面必要としない | 更新しない選択は可能だが、有効な証がない間は宅建士としての業務を行えない | 勤務上いつ証が必要になるか |
03法定講習・登録講習・登録実務講習は、目的も受ける時期も別
『宅建の講習』には似た名前の制度が3つあります。Webで法定講習を探している人が最も間違えやすいのは、試験前の5問免除に使う登録講習へ申し込むことです。登録講習は、宅建業に従事し従業者証明書を持つ人が、宅建試験の一部免除を受けるための制度であり、宅建士証の更新には使えません。
登録実務講習は、宅建試験に合格した後、資格登録に必要な実務経験が不足する人が、実務経験と同等以上の能力を認定してもらうための制度です。登録実務講習を修了して資格登録が完了しても、合格から1年を超えて宅建士証を申請するなら、別に法定講習が必要になる場合があります。反対に法定講習だけを受けても、資格登録に必要な実務経験の要件を補ったことにはなりません。
法定講習の目的は、有効な宅建士証の交付または更新です。国土交通省の講習体系では、法令・税制の改正や実務上の留意事項を扱い、宅建士としての知識を更新します。検索結果の講座名を見るときは、『5問免除』『実務経験』『宅建士証交付・更新』のどれを目的にしているかで切り分けてください。
| 講習 | 主な時期 | 対象・目的 | 法定講習の代わりになるか |
|---|---|---|---|
| 登録講習 | 宅建試験前 | 宅建業従事者が宅建試験の5問免除を受ける | ならない |
| 登録実務講習 | 宅建試験合格後・資格登録前 | 所定の実務経験が不足する合格者が資格登録要件を補う | ならない |
| 法定講習 | 宅建士証の交付・更新前 | 合格後1年超の新規交付、更新、期限切れ後の交付等に備える | この講習自体が対象手続 |
04Web法定講習は別資格ではなく、指定講習をオンラインで受ける方式
Web法定講習を修了して得られる資格と、会場講習を修了して得られる資格に上下はありません。いずれも都道府県知事が指定した法定講習の受講方法です。東京都宅建協会は、同協会のWeb講習と座学講習の内容は同じで、座学ではWeb講習と同じ動画を会場で上映すると案内しています。選ぶ基準は資格の価値ではなく、利用条件、期限、学習環境、交付方法です。
一方で、動画サイトに公開された一般研修や、宅建業者・保証協会の会員向け研修を見ても、宅建士証交付のための法定講習を修了したことにはなりません。東京都宅建協会も、会員向けWeb研修である法定研修とは全く別で、その研修を受けても宅建士証の交付は受けられないと注意しています。申込みページに、宅建業法第22条の2第2項に基づく講習であること、宅建士証の交付手続と結びつくことが示されているかを確認します。
また、eMLITによる電子申請とWeb法定講習も別です。eMLITは行政手続の申請経路であり、講義動画を受ける場所ではありません。Webで講習を修了しても、都道府県によっては証の交付申請書、現在の宅建士証、顔写真、返信用封筒などを郵送する工程が残ります。『オンライン』という一語だけで全工程がWeb完結すると判断しないことが重要です。
05申込先は居住地ではなく、まず宅建士資格の登録都道府県から探す
Web講習の申込先を探すときは、現在住んでいる都道府県や勤務先の所在地ではなく、宅建士資格を登録している都道府県を最初に確認します。宅建士証の交付申請先は登録している都道府県知事であり、その都道府県が指定する団体と手続が基本になるためです。手元の宅建士証や登録通知で登録番号を確認し、登録都道府県の公式サイトから法定講習のページへ進んでください。
引っ越しや転職をしても、宅建士資格の登録都道府県が自動的に変わるわけではありません。また、氏名、住所、本籍、従事先に変更があるのに変更登録を終えていないと、法定講習を申し込めない場合があります。東京都宅建協会のWeb講習は、登録情報が最新であることを申込条件とし、住所・氏名変更や宅建士証紛失の手続きを先に終えるよう案内しています。
登録都道府県以外の指定講習を受けたい場合は、双方への確認が必要です。埼玉県は、県指定以外の法定講習を希望する登録者に対し、受講先が埼玉県登録者を受け入れるか確認したうえで、県へ講習会受講承認申請をする流れを案内しています。他県受講に事前承認が必要か、Web方式が対象になるか、受講証明書の様式は何かを、申込み前に登録都道府県へ確認してください。
- 1.宅建士証または登録通知で登録都道府県と登録番号を確認する
- 2.登録都道府県の公式サイトで法定講習実施団体を確認する
- 3.指定団体のWeb講習が自分の申請区分を受け入れるか確認する
- 4.他県の講習を選ぶ場合は、登録都道府県の事前承認の要否を確認する
06Web講習の対象・視聴期間・交付方法は都道府県と団体で異なる
Web法定講習は全国で一つの運用ではありません。埼玉県は、県指定団体による来県不要のオンライン講習があると案内しています。東京都宅建協会は、東京都登録者をWeb講習の対象とし、2週間の受講期間に動画視聴と効果測定を行う方式です。全日本不動産協会京都府本部は、京都府知事登録者の更新をWeb講習の対象とし、新規交付者は座学としています。
この違いから、他県のわかりやすい申込みページをそのまま自分へ当てはめることはできません。同じWeb方式でも、新規交付を受け付けるか、更新だけか、期限切れ後に対応するか、受講期間が何週間か、スマートフォンで受けられるか、交付が郵送か窓口かが変わります。検索結果の日付が古い場合は、現在の年度の講習日程へ移動してください。
比較するときは、受講料だけでなく、新宅建士証の交付開始日を見ます。東京都宅建協会は、Web動画を終えた日時ではなく所定の交付開始日を受講日・交付年月日とし、その日が旧証の有効期限内なら切れ目なく更新されると案内しています。自分で早く動画を終えても、証が前倒しで発行されるとは限りません。
| 地域・実施団体 | Web対象の例 | 受講・交付の特徴 | 判断時の注意 |
|---|---|---|---|
| 埼玉県指定団体 | 県公式ページで来県不要のオンライン講習を案内 | 詳細は各指定団体へ確認 | 県外講習は受入確認と県の承認手続が必要 |
| 東京都宅建協会 | 東京都登録者 | 2週間の視聴期間、全動画と効果測定後に交付申請 | 他道府県登録者のWeb受講は不可 |
| 全日本不動産協会京都府本部 | 京都府登録者の更新 | 4週間に動画視聴と効果測定、受講期間後に郵送交付 | 新規交付者はWeb対象外と案内 |
07申し込む前に、有効期限・申請区分・登録変更の3点を照合する
Web講習ページを開いたら、最初に宅建士証の有効期限を入力または照合します。法律上、法定講習は交付申請前6か月以内に受講するものです。ただし、実施団体は教材発送、視聴期間、効果測定、交付事務を含めた独自の受付範囲を定めています。京都府本部の例では、申込時点で有効期限が2か月2週間以上6か月未満というWeb受講要件があります。単純に『満了6か月前になった』だけで全日程を選べるとは限りません。
次に、更新、新規交付、期限切れ後の交付のどれかを選びます。更新対象だけを受け付けるWeb講習へ新規交付者が申し込むと、途中で座学へ変更できず、申込みをやり直す可能性があります。試験合格後1年以内の新規交付なら講習自体が不要な場合があるため、講習料金を払う前に登録都道府県の交付案内を確認してください。
最後に、登録簿上の氏名、住所、本籍、従事先と現在の情報を照合します。変更があれば先に変更登録を行い、宅建士証を紛失している場合は指定された紛失・再交付手続を確認します。登録内容と申込情報が一致しない状態では、本人確認や新証作成を進められません。会社の担当者に任せる場合でも、登録番号と変更履歴は本人が確認します。
| 確認項目 | 確認できた状態 | 未確認のときの行動 |
|---|---|---|
| 登録都道府県 | 宅建士証・登録通知と公式ページが一致 | 登録先都道府県の担当課へ照会 |
| 申請区分 | 更新・新規・期限切れ後のいずれかが明確 | 指定団体へ対象可否を確認 |
| 有効期限・合格日 | 受付対象期間に入っている | 別日程または講習不要の例外を確認 |
| 登録事項 | 氏名・住所・本籍・従事先が最新 | 変更登録を先に完了 |
| 宅建士証の有無 | 現在の証を提出・返納できる | 紛失届や再交付の要否を確認 |
| 受講環境 | 本人専用メール、端末、通信、印刷・郵送方法を用意 | 会場講習も比較 |
08費用と必要書類は、講習料・交付手数料・郵送費を分けて確認する
費用は、法定講習の受講料だけを見ず、宅建士証の交付申請手数料と郵送費を含めて確認します。2026年8月2日時点で、全日本不動産協会京都府本部のWeb講習は合計16,500円と案内し、その内訳を講習受講料12,000円、交付手数料4,500円としています。東京都の公式案内でも法定講習と交付申請を合わせた金額を示していますが、支払方法や追加の郵送料は団体ごとに確認が必要です。
必要書類の典型は、宅地建物取引士証交付申請書、顔写真、現在の宅建士証、本人確認に必要な資料、返信用封筒です。ただし、写真の枚数、電子画像か紙写真か、返信用封筒の切手額、受講証明書の扱いは都道府県や受講方法で異なります。神奈川県の2026年案内では、更新申請に交付申請書、法定講習の受講証明書、同一写真3枚、現在の宅建士証、4,500円の手数料等を挙げています。
Webで決済しても、証の返納や返信用封筒の郵送が残ることがあります。オンライン申込み画面を完了した時点で全手続が終わったと考えず、マイページの未完了項目と郵送期限を確認します。勤務先が費用を負担する場合は、領収書の名義と発行方法も申込前に指定団体へ確認してください。
| 分類 | 確認する内容 | 差が出やすい点 |
|---|---|---|
| 講習受講料 | 指定団体が示すWeb講習料金 | 年度、団体、再申込み時の扱い |
| 宅建士証交付手数料 | 登録都道府県の現行額と納付方法 | 決済手段、講習料との一括・別払い |
| 郵送費 | 教材、現宅建士証、新証の送付方法 | 簡易書留等の指定、切手額 |
| 顔写真 | 撮影時期、寸法、背景、データ形式 | 紙の枚数、アップロード可否 |
| 登録・本人確認書類 | 登録番号、現証、本人専用メール等 | 変更登録や紛失手続の先行要否 |
09Web法定講習は、指定団体確認から新宅建士証受領まで7段階で進める
Web法定講習の全体像は、申込フォームだけでなく新宅建士証の受領までを一続きにして考えます。最初に登録都道府県の公式ページを開き、指定講習団体を確認します。次に、自分の申請区分と期限を受け入れるWeb日程を選び、登録変更や紛失対応を先に終えてから申し込みます。
教材やログイン情報が届いたら、受講開始日までに端末と通信環境を試します。期間内に全ての講義を視聴し、指定された効果測定や本人確認を完了します。動画を開いただけ、途中まで再生しただけでは修了になりません。未視聴表示と効果測定結果がすべて完了になったことをマイページで確認します。
修了後は、団体の案内に従って交付申請を行います。Web上で入力した後に新宅建士証引換票を印刷し、現在の証などを郵送する方式もあります。交付開始日、新証の受取方法、旧証の返納方法を確認し、届いた新証の氏名、住所、有効期間に誤りがないことまで確認して手続完了です。
- 1.登録都道府県の公式ページから指定講習団体を確認する
- 2.更新・新規・期限切れ後の区分と受講可能期限を確認する
- 3.登録変更、紛失届、他県受講承認などの前手続を終える
- 4.Web講習へ申し込み、費用を支払い、教材とログイン情報を受け取る
- 5.受講期間内に全動画を視聴し、効果測定と本人確認を完了する
- 6.指定方法で宅建士証交付申請、旧証返納、必要書類の郵送を行う
- 7.所定の交付開始日以後に新証を受け取り、記載内容を確認する
10法定講習はおおむね5時間を基準に、法改正・税・紛争事例を学ぶ
国土交通省が公表する法定講習の実施要領では、講習は一日で修了し、講習時間はおおむね5時間とされています。科目は、権利と権利変動、法令上の制限、税、宅建業法と関係法令・価格の評定、取引紛争の代表的な処理事例です。とくに、おおむね過去3年間の法令・税制改正や実務上の留意事項を扱います。
Web講習の画面上で必要になる時間は、必ずしも5時間ちょうどではありません。指定団体の教材構成、途中の確認、効果測定、休憩、通信状況を含めれば、完了までの所要時間は長くなります。京都府本部は合計約7時間の動画視聴後に効果測定へ進む運用を案内しています。法令上の『おおむね5時間』と、個別団体の動画総時間・手続時間を区別してください。
受験勉強の復習とは目的も範囲も異なります。宅建試験で正解を選ぶためだけでなく、現行の法令・税制を取引実務へ反映し、近年の紛争例から説明・調査・広告等の注意点を確認する講習です。古い試験教材だけで済ませず、配布された最新テキストと講義を最後まで確認します。
| 科目 | 主な内容 | Web受講で残すメモ |
|---|---|---|
| 権利・権利変動 | 関係法令の概要と近年の改正 | 改正前後と適用時期 |
| 法令上の制限 | 制限の概要、改正、実務上の留意事項 | 調査先と説明時の注意 |
| 不動産税制 | 税法の概要、近年の改正、実務上の留意事項 | 適用期限と要件 |
| 宅建業法・関係法令・価格 | 法令概要、改正、実務、価格評定 | 書面・広告・説明の変更点 |
| 紛争処理事例 | 代表的な取引紛争と対応 | 発生原因と予防行動 |
11Web受講は、全動画視聴・効果測定・本人確認を期限内に終える
Web講習では、指定された動画を全て視聴することが修了の前提です。東京都宅建協会は、未視聴の講義を早送りできず、全動画の視聴後に効果測定へ進む方式を案内しています。同協会の効果測定は30問中21問以上が合格で、受講期間内なら再受験できますが、期間内に合格できなければ延長できず再申込みが必要です。これは同協会の運用例であり、問題数や基準を全国共通と考えないでください。
本人以外の受講や、動画だけ流して離席する行為は認められません。団体が指定する本人専用メールアドレス、ログイン管理、顔写真、本人確認方法に従います。共有端末を使う場合も、パスワードの保存、受講履歴、カメラ権限などを事前に確認し、会社の共有アカウントではなく本人の情報で申し込みます。
通信が切れたときに視聴履歴がどこまで保存されるかはシステムによって違います。受講開始日に短い再生テストを行い、推奨ブラウザ、OS、音声、Cookie、ポップアップ制限を確認します。締切日にまとめて視聴すると、障害や効果測定の再受験に対応できないため、期間前半で全体の半分以上を終える計画が安全です。
- 本人専用のメールアドレスと、連絡を受信できる設定を用意する
- 推奨端末・ブラウザ・通信速度・音声を受講初日に確認する
- 動画ごとの完了表示を確認し、未視聴を残さない
- 効果測定の基準と再受験回数・期限を指定団体で確認する
- 完了画面、受付番号、交付申請の案内を保存する
12動画を見終えただけでは更新完了ではなく、新宅建士証の交付まで必要
Web講習の視聴完了と宅建士証の更新完了は同じではありません。効果測定を終えた後、宅建士証交付申請を行い、新しい宅建士証を受け取る必要があります。団体が行政庁へ受講情報を連携する方式でも、申請者側の書類提出、手数料納付、旧証返納が自動で完了するとは限りません。
東京都宅建協会の例では、修了後にWebシステムから交付申請を行い、新宅建士証引換票を印刷して必要書類とともに郵送します。新証は所定の交付開始日から郵送または窓口で交付されます。京都府本部の例では、受講期間終了後に郵送交付すると案内しています。自分の修了日時ではなく、指定された交付日と受取方法を確認してください。
新証が届いたら、氏名、住所、登録番号、有効期間を確認します。有効期限の切れ目が生じると、勤務先の専任宅建士配置や重要事項説明等の業務に影響する可能性があります。交付が遅れそうな場合は自己判断で旧証を使い続けず、勤務先と登録都道府県、講習団体へ早めに連絡してください。
13有効期限から逆算し、Web講習は締切直前ではなく最初の対象日程を選ぶ
更新日程は、旧証の有効期限から逆算します。法定講習が交付申請前6か月以内であるという法律上の条件に加え、指定団体の申込締切、教材発送、視聴期間、交付申請期間、新証の交付開始日を一本の線に並べます。見るべき終点は動画の視聴締切ではなく、新証の交付日です。
実務では、有効期限の6か月前に公式ページを確認し、受講可能な最初または早い日程を選ぶ方法が安全です。ただし、団体によっては申込時点で期限まで一定期間以上残っていることも条件にするため、早すぎる申込みも受理されないことがあります。Web受講の対象期限欄へ自分の有効期限が含まれているかを確認します。
下表は日付を固定しない逆算例であり、公的な標準日程ではありません。勤務繁忙期や長期出張がある人は、視聴期間の前半に学習時間を確保し、郵送物の追跡番号を保存します。証の受取に本人確認が必要な場合は、不在期間も考慮してください。
| 時期の目安 | 行うこと | 完了の証拠 |
|---|---|---|
| 有効期限の約6か月前 | 登録都道府県と指定団体の今年度日程を確認 | 候補日程と交付開始日のメモ |
| 申込締切より前 | 登録変更・紛失・他県受講承認を完了し申込み | 受付番号、決済記録 |
| 教材到着後 | ログイン・端末・音声・本人確認方法をテスト | 初回ログインと教材一覧 |
| 受講期間の前半 | 全動画の半分以上を視聴 | 各動画の完了表示 |
| 受講期限の数日前まで | 全動画と効果測定を完了 | 修了表示、結果画面 |
| 指定された交付申請期間 | 書類郵送、手数料、旧証返納を完了 | 郵便追跡、申請受付 |
| 交付開始日以後 | 新証を受け取り記載内容を確認 | 新証の有効期間 |
14期限超過・未視聴・登録不一致が起きたら、自己判断せず実施団体へ連絡する
受講期間内に動画や効果測定を終えられない場合、期間が自動延長されるとは限りません。東京都宅建協会は、受講期間の延長はできず、未完了なら再申込みが必要と案内しています。締切後に画面を操作し続けるのではなく、受講番号を用意して講習団体へ連絡し、再申込み、追加手数料、別日程への変更可否を確認します。
氏名や住所の不一致を指摘された場合は、申込画面だけを書き換えず、資格登録簿の変更手続を確認します。宅建士証を紛失した場合も、講習団体へコピーだけ提出して進めるのではなく、登録都道府県の紛失届・再交付案内に従います。他県受講の承認がない、受講証明書が登録都道府県の求める形式でないといった場合は、受講前の確認記録が重要です。
通信障害が起きた場合は、画面の日時、講義名、エラー表示を記録し、推奨環境で再ログインします。受講者側の端末交換で解決しないときは、締切前にシステム窓口へ連絡します。有効期限まで時間がない場合は、Web方式に固執せず、利用可能な会場講習も含めて登録都道府県へ相談してください。
| 問題 | 避ける行動 | 最初の連絡先 |
|---|---|---|
| 動画・効果測定が期限内に終わらない | 延長されると決めつける | 講習実施団体 |
| ログイン・視聴履歴の不具合 | 別アカウントを新規作成する | 講習システム窓口 |
| 氏名・住所・勤務先が登録と違う | 申込情報だけ変更する | 登録都道府県の宅建士担当 |
| 宅建士証を紛失した | 旧証なしのまま郵送工程を省く | 登録都道府県と講習団体 |
| 他県の講習を受けたい | 受講後に承認を求める | 登録都道府県、次に受講先団体 |
| 有効期限が迫っている | Webの空きだけを待ち続ける | 登録都道府県へ会場を含め相談 |
15今日やること:登録都道府県の公式ページで5項目を確認する
最初の行動は、検索広告の講習ページへ直接申し込むことではありません。手元の宅建士証または登録通知で登録都道府県、登録番号、有効期限を確認し、その都道府県の公式サイトで法定講習実施団体を開きます。Web方式の有無と、自分が更新・新規・期限切れ後のどの区分に当たるかを照合します。
次に、申込締切、視聴期間、効果測定、交付申請、交付開始日を一つの予定表へ入れます。費用は講習料と交付手数料を分け、顔写真、旧証、返信用封筒、登録変更の有無を確認します。別の都道府県の団体を利用したい場合は、申込前に登録都道府県の承認要否を問い合わせてください。
法定講習は受験勉強の延長ではなく、有効な宅建士証を維持するための行政手続と講習です。Webなら移動を減らせますが、受講期限と郵送・交付工程は残ります。公式ページを基準に『新証をいつ受け取れるか』まで確認してから申し込むことが、期限切れを防ぐ最短の方法です。
- 登録都道府県と登録番号
- 宅建士証の有効期限または試験合格日
- Web講習が自分の申請区分を受け入れるか
- 全動画・効果測定・交付申請の締切
- 新宅建士証の交付開始日と受取方法
よくある質問
宅建士の法定講習は、全国どこでもWebで受けられますか?
宅建士の法定講習はWeb対応が広がっていますが、全国の全登録者が同じ団体で受けられるわけではありません。Web方式の実施有無、更新・新規の対象、他県登録者の受入れは都道府県と指定講習団体ごとに異なります。宅建士資格を登録している都道府県の公式ページから指定団体を確認してください。
宅建の法定講習は何時間ですか?
国土交通省の実施要領では、法定講習は一日で修了し、講習時間はおおむね5時間とされています。ただし、Web講習では指定団体の動画構成、確認操作、効果測定、休憩を含めて完了まで5時間を超えることがあります。申込先が示す動画総時間と受講期間を確認してください。
宅建試験に合格して1年以内でも法定講習は必要ですか?
宅建試験の合格日から1年以内に初めて宅建士証の交付を受けようとする人は、宅地建物取引業法第22条の2第2項ただし書により、原則として法定講習が不要です。資格登録と宅建士証交付は別手続なので、登録都道府県の交付案内で期限と必要書類を確認してください。
登録実務講習をWebで修了すれば、法定講習は不要ですか?
登録実務講習を修了しても、必要な法定講習の代わりにはなりません。登録実務講習は、実務経験が不足する宅建試験合格者の資格登録要件を補う制度です。法定講習は、合格後1年を超えた新規交付や宅建士証更新などの際に、別途必要となる講習です。
Web講習の動画を見終えれば、宅建士証の更新は完了しますか?
Web講習の動画視聴だけでは、宅建士証の更新は完了しません。全講義の視聴、効果測定などの修了条件を満たした後、指定された方法で宅建士証交付申請、手数料納付、旧証返納や必要書類の郵送を行い、新宅建士証を受け取る必要があります。
宅建士証の有効期限が切れた後でもWeb法定講習を受けられますか?
有効期限満了後に改めて宅建士証を取得する人を法定講習の対象としている都道府県はありますが、Web方式で受け入れるかは指定団体ごとに異なります。失効中の業務上の扱いもあるため、登録都道府県へ現在の登録状態と手続区分を確認し、案内された講習へ申し込んでください。
この記事の参照元
法令、制度、試験日程は変更される場合があります。受験・手続の前には、リンク先の最新案内も確認してください。
- e-Gov法令検索|宅地建物取引業法(第22条の2・第22条の3)確認日 2026年8月2日別画面で開く
- 国土交通省|宅地建物取引士の登録について確認日 2026年8月2日別画面で開く
- 国土交通省|宅地建物取引士に対する講習の実施要領確認日 2026年8月2日別画面で開く
- 国土交通省|不動産分野におけるDXの推進について確認日 2026年8月2日別画面で開く
- 埼玉県|宅地建物取引士証の交付申請について確認日 2026年8月2日別画面で開く
- 東京都住宅政策本部|宅地建物取引士 法定講習について確認日 2026年8月2日別画面で開く
- 東京都宅建協会|宅地建物取引士法定講習 Web講習確認日 2026年8月2日別画面で開く
- 全日本不動産協会京都府本部|宅地建物取引士 Web法定講習確認日 2026年8月2日別画面で開く